今から17年ほど前私は高校生だったのですが、地元の町内にあるコンビニのお弁当を作る工場で、アルバイトをしておりました。自給700円位の賃金で流れ作業の中に入り、お弁当の中身を詰めていく作業です。私のほかにも、同じ高校生の友人A君も働いていました。A君はこのアルバイト以前にもアルバイト経験があり、周囲の人達とのコミュニケーションも上手くとれていて、一足早く社会でお金を稼ぐという行為を知っていました。私はそんなA君を見て、いつも感心をしていたのです。そんなA君も、そのアルバイトを始めて3ヶ月も経ってくると、休みがちになってきました。別に体調をくずしたということでもなかったようなので、実際はサボッていたということになるでしょう。ある日、私は現場の責任者の方に呼ばれ、休んでいるA君の状況を教えてくれと聞かれました。私は、A君のために余計なことは言わないよう気をつけて話していると、責任者の方はA君にはこのままだと辞めてもらう、ということを話だしたのです。私は自分事ではないのですが、ドキドキしてしまいました。私は、そのアルバイト先が初めて社会で仕事をして賃金をいただくという経験だったので、色々な勉強が出来たと思っています。結局その友人A君は、前述の責任者の方に呼ばれた時期より、程なくして辞めてしまいましたが、そのことで私は、お金を稼ぐことの大変さを知りました。高校生がアルバイトをするということは、社会経験を積むうえで必要なことだと思います。勉強だけだは知ることの出来ない、社会のルールみたいなものを肌で感じる良い機会となるはずです。